御岳山の空気を吸い 多摩川を身の内に覚える。 小田さんはきょうも パワー全開!
古来関東の霊場で知られる東京御岳(みたけ)山。その頂きに立つと、多摩川が奥多摩の急峻な山々の間を縫うように走り、遠く霞の中に横たふ巨大都市へと溶け込んでゆくのが見えます。多摩川はいわば血管となって大地に沁みわたり、やがてそこに生きる人々の体内にも注がれてゆくのです。 「そうだ。私の中にも確かに多摩川は流れている。」 多摩川のほとりに引っ越してきて5年。私は、最近になってようやくこのことに気づきました。多摩川を愛し、多摩川に遊ぶのは、DNAに組み込まれた本能に違いありません。
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おだ ひろみ 小田 弘美 さん 1963年東京生まれ。 13年間の雑誌編集。平行して7年間のカヌーアスリートとしての活動を経て、1999年、東京青梅市御岳渓谷にて「みたけカヌー教室」を設立。 ●教室のホームページは http://www.canoebar.jp/canoe/ からどうぞ。 他にカヌースラローマーのためのボランティア組織「ホワイトウォーター・ スラローム・ネットワーク(WSN)」を主宰し、競技としてのカヌーの振興に取り組む。 元カヌースラローム競技日本代表。 20年間つれ添う愛妻と7匹のネコたちに囲まれ、多摩川の辺に暮らす。「唯一の悩みは子どもがなかなかできないことかな!?」 「94年夏、カヤックの本場であるヨーロッパに遠征した時、老若男女を問わず多くの人々が生活の一部としてカヌーを楽しんでいる姿に出会い衝撃を受けました。同時に日本のカヌーを取り巻く現状を思い、そのギャプに愕然としました。このことが私がカヌーをライフワークにするきっかけとなりました。文化としてのカヌー、スポーツとしてのカヌーの世界を日本にも広げたい。目下の目標はオリンピックチャンピオンを育てることです。まだまだがんばりますよ」。