荒川上流域を歩くと、蕎麦屋の看板があちこちに見られる。皆野・長瀞でも、そばの 実と甘皮を丸ごと引いた地粉のよさが自慢。豊かな味と香り、栄養面でも優れている。 「ざっかけで実(じつ)がある、いつ行っても美味しいの」と、田野真弓さん一押しの蕎麦やさんは、皆野町「福田家」。凝りすぎず、量も丁度の大衆的蕎麦屋さん。
皆野町「福田家」 TEL.0494−62−3515
この流域では、毎年6月に友釣りが解禁され、たくさんの太公望で賑わう。いい川のバロメーターは、魚影の濃さ。往年の釣果は望めないとはいうが、漁協の努力もあって今もあの香り立つ、清流の姫君「鮎」が、めぐる季節、ご当地に欠かせない風物 詩。
秩父館鮎茶屋(秩父鉄道長瀞駅下車徒歩3分) TEL.0494‐66−0101 釣りに関する問合せは:秩父漁業協同組合 TEL.0494-22-0460
「阿佐美冷蔵」では、厳冬期、宝登山の湧き水を自然の寒さで凍らせて天然氷を作る。氷の板は、−7℃の氷室(ひむろ)の中で出番を待ち、3月から11月までの間、「かき氷」やオンザロックの氷として販売される。氷を収穫する時は、山の神に「今年も無事切り出せますように」と祈る四代目主人が、「山をこわさない。空気よごさない。大自然の中で作った本物の氷を伝えていきたい。」と真剣勝負で作る氷だ。
皆野町「阿左美冷蔵」(秩父鉄道上長瀞駅下車徒歩5分) TEL.0494‐62-1119
しゃくし菜は秩父地方の気候風土が育んだ漬菜で、雪菜ともいう。素朴・枯淡、又食べたくなる。秩父の厳しい寒さが生んだ、味わい深く、伝統ある漬物。この古漬けを細かく刻んで油と炒め、常備菜にしてもいい。ご飯にまぶし込んでよし、「かけそば」の具としてこれだけをあしらった「しゃくし菜蕎麦」も変わっている。
地元の直売所や駅前のみやげ物店で販売
古くから秩父地方の農家で作られていた「おなめ」は、味を調えた味噌に茄子や生姜などを刻み込んだもの。ひなびた風味は、冷たくした生野菜・きゅうり・レタス等に添えたり、豆腐やコンニャクの田楽はもちろん、熱々のご飯に最高。
手近な野菜を油で炒め、美味しいだし汁を作って幅広のうどんを煮込んでつくる地元の「お袋の味」。一年中つくられるが、寒い季節は特に身体が温まるのでよく食卓にのぼる。各家庭に伝わるつくり方は様々だが、今回は田野さんのお母さんの味を・・
材料(4人前)
田野家は、手打ちうどんなので、お粉5合使用します。やや固めですが、ゆっくり煮込むと、しっとりして、とても、おいしーい。温まります。寒い地方ならではの御料理です。今の時期に最高! カヌースクールで沢山つくる時は、皆野町の観光農園村直売所でうどんを購入。ここはうどんもコンニャクも近所のおばあちゃんの手づくり、野菜も新鮮でよく買い出しに行きますが、10名以上で予約を入れると、うどん・ そば・こんにゃく等の手造り教室が体験できます。
皆野農産物直売所(140号沿いレストハウスみなの隣) 年中無休・営業時間8:30〜17:30 TEL 0494−62−3501
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