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2001年10月には、「水上バス運行推進プロジェクト」はじめての試験運行が行われた。みんなの夢や提案を持ち寄った「水上タクシーのテスト運行」、従来の原爆ドーム周辺の遊覧を猿猴川(えんこうがわ)のJR広島駅まで延長した「延長コース」や、川と海を結ぶ期待の「世界遺産クルーズ」が運行され、アンケートで満足度90%という手ごたえを得ることができた。
「世界遺産クルーズ」とは耳あたらしいが、日本で世界遺産に指定された8ヶ所の場所や建物のうち2つが広島県にあり、その2ヶ所、原爆ドーム(広島市中区)と厳島神社(広島県宮島町)を結ぶ水上ルートを開拓して水都のあたらしいシンボルにしようとする試みだ。
破壊の恐ろしさと創造の素晴らしさ、人間の二面性を表す二つの世界遺産を結び、新たなメッセージを発信する。干満差などの課題はあるものの、市民・行政が一体となった試行錯誤は実現への確かな一歩となるに違いない。
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