皆野・長瀞を聞く

自然や歴史など、多くの学習素材に恵まれた水の都・ひろしま。
歴史が刻まれ、表情に富んだデルタの街を川風といっしょに歩けば
住む人も旅人も、 あらたな出会いを見つけるに違いない。

市民と行政 共に学ぼう
太田川について学び、親しむ 「太田川みずべのサロン」
魅力ある「水の都・広島」づくりを考える 「水の都ウォーク」
地球環境を考える仲間の輪を広げよう 「太田川せせらぎ学習塾」

旅に学ぼう
平和の得がたさを見つめよう 「平和記念公園」
水の都の歴史を感じよう 「広島城」
川が街に伝える海の干満を知る 「縮景園」

 

■太田川について学び、親しむ・・・ 「太田川みずべのサロン」

太田川に熱い思いを寄せる〜集い。上流から下流までの流域市民からなる実行委員会 が企画・運営を行い、毎回テーマを決めてフィールドでの実体験や、講師を招いての 学習会を開いている。様々に工夫された毎回の企画が楽しみ。 平成13年6月16日に実施された、第三回「太田川みずべのサロン」では「川舟」をテーマに、加計町の市民グループ「太田川いなかもん倶楽部」が復活させた「川舟」に試乗し、舟運が盛んだった往時の太田川を追体験した。又、「可部カラスの会」製作のビデオの上映や、広島民族学会の幸田光温さんから、昭和初期まで栄えた太田川の舟運や川舟の歴史を学んだ。 当日の詳しい様子はここをクリック


再現された川舟
問合せ:太田川みずべのサロン実行委員会(事務局 中国・地域づくり交流会)
   〒730 広島市中区橋本町7-14 Cハウス301
   TEL 082-221-8505  FAX 082-221-6009
●太田川みずべのサロン ―ご案内―
  http://www.c-haus.or.jp/mizube.htm

■魅力ある「水の都・広島」づくりを考える ・・・「水の都ウォーク」

広島市はデルタ上に発達し、その歴史と風土は太田川によって醸成された。古くから「水の都」として親しまれていたわけを学び、これからの「水の都」のあり方を官民学野共に考え、実現しようと2000年12月から始まった試み。水の都にかかわるさまざまな情報交換も大事なポイントだ。
10年をかけ、国・県・市が模索してきた「水の都整備構想」も、社会経済状況や市民ニーズの変化や、河川法改正を伴って次の段階を迎えた。新たな「新・水の都構想」の展開に、より市民の声を反映しようとシリーズで開催するワークショップ。「一緒に水辺を歩いて、『水の都』の魅力づくりを考えよう!」と、毎回講師を招き、まずは水の都をウォーキング。ワークショップ、意見交換会を行う。「どこでも乗り降りできる水上バスを」という交換会での提案が、水上交通 についての論議に繋がるなど、市民と行政協働の川づくりの、大きなアンテナ的学びの場だ。

日時:実施不定期
主催:国土交通省太田川工事事務所、広島県、広島市
協力:中国・地域づくり交流会
問い合わせ:水の都ウォーク事務局 (広島市都市計画局都市デザイン係内)
      TEL 082−504−2277
国土交通省太田川工事事務所のサイト→http://www.cgr.mlit.go.jp/ootagawa/

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■地球環境を考える仲間の輪を広げよう
  みんなの水、みんなの川・・・「太田川せせらぎ学習塾」


『学ぼう』『触れよう』『楽しもう』が合言葉。太田川の上〜下流域に住むこども達に、川の自然や環境を、川の水質分析や水生生物の観察を通 して分かりやすく伝え、それを理解することで「環境との共生」を学び、未来に継承してもらおうという試みだ。水や生物に直接触れながら、自然を楽しむイベント塾といえる。1996年から始められ、春夏秋年三回、開催されている。大学教授など各分野の専属講師、20名余のスタッフのサポートのもと、子ども達は、自然体験環境教育カリキュラムに添って2つの教室授業を受け、実体験を交えた野外授業、ホームルームの後、修了証書贈呈を受ける。

「広島っ子わくわくサタデー事業」に参加しよう!
「太田川せせらぎ学習塾」は、「広島っ子わくわくサタデー事業」の認定を受けた催しです。 「太田川せせらぎ学習塾」に参加すると「わくわく参加記録カード」にスタンプを押します。スタンプが10個になったら抽選で記念品がもらえます。

日時:年三回実施  定員 30名(先着順・無料)
主催:エコロジー研究会ひろしま
後催:国土交通省中国整備局太田川工事事務所・広島県教育委員会・広島市教育委員会
問い合わせ:エコロジー研究会ひろしま事務局         
      広島市中区紙屋町2-1-18 (株)デオデオ内     
      TEL 082(240)3420 FAX 082(240)3426 (担当:瀬川)
      URL http://www.u-ecoclub.gr.jp/index.html

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■平和の得がたさ・・・ 「平和記念公園」

太田川本川と元安川にはさまれた三角州にある約12万2000m2の敷地が平和記念公園。この一帯は、昭和20年8月6日、一瞬にして広島の町を焼き尽くした原子爆弾の爆心地でもある。
現在は、その被害を想像しがたい緑したたる公園になっているが、原爆の爪跡をまざまざと残した原爆ドームが当時の姿のまま、戦争のむごさを今日に伝えている。
その他、園内には被爆の惨状を示す資料や、遺品などを展示する「広島平和記念資料館」、「原爆の子の像」「広島平和都市記念碑」「平和の灯ともしび」など、亡くなった被爆者の霊を慰め、平和への祈りと誓いを強く秘めたモニュメントがいくつも点在している。
市街の中心部にこれほどの面積を割いて「平和」を訴える都市は世界に類をみない。

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▲原爆ドーム 写真▲原爆の子の像 
1000羽鶴を折れば病気が治ると信じて鶴を折り続け、13歳で原爆性白血病で亡くなった佐々木禎子さんはじめ、多くの子供達の霊を慰め、平和を訴える。

写真▲広島平和都市記念碑 
広島を平和都市として再建する願いが込められ、アーチ型の屋根が犠牲者の霊を露から守る。
写真▲広島平和記念資料館
交通:JR広島駅南口から広島電鉄己斐・宮島行きで「原爆ドーム前」下車 
入園料:無料(「広島平和記念資料館」は入館50円・無休・TEL 082-241-4004)
●広島平和記念資料館「バーチャル・ミュージアム」
 http://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/index.html

■水の都の歴史・・・ 「広島城」

別名「鯉城りじょう」ともいう広島城は、天正17年(1599)、豊臣秀吉の「五大老」の一人、毛利輝元が大坂城・聚楽第を参考に、黒田如水を顧問に迎え、3年がかりで築城したもの。この地は大田川河口のデルタ地帯で地盤がゆるく、人々は「島に城を築くようなものだ」と嘲笑したが最新の土木技術を駆使し、秀吉もその美しさを讃えるほどの城郭を完成させた。「築城したのが三角州の中で一番広い島だったので『広島』と呼ばれるようになった」という地名の由来説も残る。
昭和20年の原爆により、広島城も石垣を残して建物全てが破壊された。この時出た城の古材は市民達の薪や建材として役立った。昭和33年、鉄筋コンクリートの天守閣が復元された。「70年間は草木も生えない」と言われたほど悲惨な状況から復活した広島市。天守閣はその復活の象徴のひとつともいえる。

交通:紙屋町電停から徒歩10分
問合せ:広島城 TEL 082-2212-7512
入館料:320円 9:00〜17:30 無休 

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■川が街に伝える海の干満・・・ 「縮景園」

縮景園(しゅっけいえん)は、広島藩主浅野家の別 邸跡で、「泉亭」の名で親しまれている。紀州から移封された浅野長晟が、元和6年(1620)中国の西湖の風景を模して、家老で茶人の上田宗箇に命じて造園させた。水面 に映る奇岩、珍木、茶室や橋が巧みに配置されているこの庭園は「回遊式庭園」といわれるもの。山川の景、今日洛の態、深山の致という中国の代表的な庭のパターンをひとつに凝縮したことからこの名が付いたとされる。
江戸時代に流行した大名庭園の面影をよく残す、約4万m2の園内は梅、桜、ツツジの名所としても知られる。デルタの干潮域(※)にある縮景園は京橋川に面 し、この川から水を引いているため、園内の池では、真水に住む魚と海の魚が一緒に泳ぐ姿を観察できる。旧太田川から導水している広島城のお堀も同様で、壁にカキがついていることもあるという。


※干潮域
 潮の満ち引きによって水の深さが変化し、真水と海水が交じり合う地域

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池には、ボラと緋鯉が一緒に泳ぐ

交通:広島駅前から広島電鉄己斐・宮島行き、「八丁堀電停」で白島線に乗り換え「縮景園前」下車
問合せ:縮景園 TEL 082-221-3620     
広島市観光協会 TEL082ー247-6738
入園料:250円 9:00〜18:00 無休

 

写真提供: 国土交通省太田川工事事務所/中国・地域づくり交流会 /エコロジー研究会ひろしま

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