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全長77,5kmの西別川の旅は続く。
「姿を消すバイカモ」
川筋は、間際まで農地になっている箇所も多い。中流域は保護水面となるが、肥料の ビニール袋が沈み、土砂が堆積し透明度が落ち始める。釣師が捨てたのだろうか、空 き缶や菓子袋などが川岸に転がっている。バイカモは姿を消し、両岸を美しい緑がふ ちどっているが源流の清らかさはすでにない。
河口部は、これが同じ川かと思うほどさらに濁り、海に注ぐ部分では泳ごうという気持ちにもなれない。流域の人々が、かつて「渡渉できないくらい川幅があり深かった」「素っ裸で泳ぎ、そのまま水を飲んでいた」「バイカモが川を覆い尽くし、でっかい虹鱒がうようよいた」と口々に懐かしむ清流に何が起こったのか。
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